2009-01-01から1年間の記事一覧

赤ちゃんは笑わない

年子で第二子を出産した姉が実家にかえってきている。 1歳半になる長女が発する宇宙語の空耳におどかされる日々。「でかい家〜」「失敗した〜」「アルチュセール」 彼女がつかえる正しい日本語はいまのところ「これ」、「これ」。 ロシアにいた時の自分のよ…

ふゆのさくら

「ふゆのさくら」 新川和江 おとことおんなが われなべにとじぶたしきにむすばれて つぎのひからはやぬかみそくさく なっていくのはいやなのです あなたがしゅろうのかねであるなら わたくしはそのひびきでありたい あなたがうたのひとふしであるなら わたく…

これからの

課題図書ジェブラーツカー・オペラ <乞食オペラ>作者: ヴァーツラフハヴェル,本多正英,フィドラー雅子出版社/メーカー: 松柏社発売日: 2002/01/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る反政治のすすめ作者: ヴァーツラフハヴェ…

あら挽ききな粉

今年はアボカド、まぐろ、えび、を入れたカリフォルニアロールで恵方巻。 すりゴマをまぶした太巻きを食べた父、「きな粉?」 父の味覚はおかしいけれど、おかげで節分豆はきな粉になることを思い出した。さっそくコーヒーミルで節分豆を挽き、粗挽ききな粉…

ボルシチではない

ロシア生まれのトイ・カメラ 「これはボルシチではない」などと文句を言いながらも、恋人と向かい合って食べればまあ、「おいしいね」なんて言って口に運んだりもする。それでも、日本で何故か市民権を得てしまっている、トマトスープとビーフシチューの中間…

百鬼夜行

バルト海の某小国の紹介パンフレットでみつけたかわいい鳥。このふくらみ具合、たまらない。でも、なんで「うそ鳥」? という私の疑問に、友人も恋人も「かわうその仲間だね」。 かわうそ?かわうそ君の?哺乳類じゃね?? 調べてみたら、やはりかわうそはか…

子供たちの子供たちの子供たちへ

年末に交わした婚約は現実だったのだなあ、と実感したお正月。 婚約者の故郷で見慣れない富士山を眺め、これから毎年、富士山を見ながらお正月を過ごすのかなあと考えた。 「盆と正月に帰るイナカができた」 例によって年始の挨拶メールをくれた幼なじみは実…