プリート・パルンの汚いアニメーション

偶然知ったエストニア・アニメーションフェス。アニメーション研究者のＤくんにたずねてみたところ、プリート・パルンの作品をすすめられた。
Ｄくんのレコメンドはありがたい。ノルシュテインも志村貴子も根本敬もＤくんがおしえてくれた。
晴天の平日、パルン作品集Ａ・Ｂを観に、阿佐ヶ谷のラピュタへ。　　　・・・Ｄくんと遭遇。

パルンの作品は映像の汚さが素晴らしかった。とくに、観ているだけで目にホコリが入ったような気がするくらいジャリジャリした映像の「ホテルＥ」。汚さが切実。
とにかくかわいらしい「おとぎ話」は、Ｄくんによると、検閲のために風刺要素が少し削ぎ落とされ、タイトルも変えられたらしいが、それでも毒が適度に入っていて、お子様にもぜひ観ていただきたい。

Ｄくんに最近聴いている音楽をレコメンドしてもらった。