迷子になった憶えはない

大好きな友達と、西原のカタネカフェへ。
シナモンがいっぱいかかった、少し薄めでサクサクのワッフルと、アンズのコンポートとアイスでガーリーに過ごす。
カタネベーカリーで購入したパンをぶらぶら持ちながら、大山公園を目指し起伏の多い西原界隈をひたすらさまようも、私の頼りない記憶のせいで迷子に。
「ごめんね・・私、道に迷うとき、自信満々で歩いちゃって、決定的に迷子になるまで気づかないんだよね・・」
と詫びた私に彼女は
「きっと今までの人生が幸せだったからだね」と笑ってくれた。
今まで幸せだったとは言い切れなくても、彼女のような友達がいてくれれば安心して迷子になれる。