遺伝子の耐えられない偉さ

ウェンツくんがテレビで笑われているのを見ると
日本人のアメリカに対するコンプレックスのはけ口にされているような気がしてならない。
同じようにDAIGOとやらが笑いの対象にされているのも、DNAに潜む権威を笑うことで何やら観衆の鬱憤を晴らさせるようなそんな力が働いているような。
バフチンが言うところのカーニバル?
いや権威を地に落とすことで同じ地面に立つんじゃなく、貶めて自分が上位に立つのだとしたら、お祭りにはならないから、つまらない。

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

バフチン―“対話”そして“解放の笑い” 新版

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