平和の空は何色

南極料理人をみた

前作「このすばらしきせかい」もオレンジ色と青空
チラシをならべてみましょう


松江哲明さんの感想「おっさん全てが可愛かった。」「沖田監督は人間が大好きで、ダメな部分も含めて肯定しているから気持ちいい。」

この、ダメで迷惑な存在もつつみこむ世界は、まるでムーミン谷のよう。感じ悪いやつがいて、ケンカしたりトラブル起きたり、それがちゃんと解決されずに、でもいっしょに生活をする。

ところどころ、やりすぎ、ねらいすぎな感じがしたのは、きっと、たくさんの人にみてもらいたいから、わかるように、という沖田修一監督のやさしさなんじゃないかなあと勝手に、勝手に想像して勝手にハートウォーミングになる。
だってエンドロールが終わってあかるくなってとき、お客さんみなさん(意外にもシニアが多かった)おもしろかったと笑っていたもの。
すてきな平和な商業映画。


「肉を上に!」、「あーあ下の歯なのに」、最高。